May 12.2021

Amazonでの売り逃し対策!相乗りを防止する自己防衛方法(後編)

Amazonでの売り逃し対策

こんにちは、EC担当のさかぐちです。

前回の記事『Amazonでの売り逃し対策!相乗りを防止する自己防衛方法(前編)』 では、架空のA社の具体例をもとに、Amazonでの「相乗り」について説明させていただきました。

今回は後編として、A社が行える「相乗りに対する自己防衛策」(売り逃しを回避する方法)についての検討内容をご紹介していきます。

※Amazonでの「相乗り」について詳しくは、『Amazonでの売り逃し対策!相乗りを防止する自己防衛方法(前編)』を先にご一読ください。

相乗りへの自己防衛策1.コンディション説明のテキスト追加

相乗りが発生している商品ページイメージ

上画像は、前編で登場したA社の相乗りされている商品です。

この画像内の赤枠部分、B社の購入エリアの下に「新品(14)点」と表示されている部分があります。

これは全体として14の出品者がいることを意味していますが、ここをクリックするとその全出品者が一覧として表示される仕様となっています。

相乗りが発生している場合の出品者一覧イメージ

上画像は、クリックした先の出品者一覧のイメージ画像です。

ここに表示されている項目は、Amazonが各出品情報を自動収集した内容になります。この中で唯一、店舗毎に自由記述が可能な項目は、1つ目のポイントの「コンディション」です。

Amazonでは、商品状態が販売情報の中でも重要視されています。

そのため、商品登録時の必須項目となっていますが、ここに表示されているのは別枠で用意されている任意項目のコンディション説明です。

上記の相乗り一覧画像にて、C社は項目自体が非表示なのに対し、B社には「こちらの商品は新品です。」と記載があります。

これは、セラーセントラルの商品編集画面にて、以下の画像のように設定しているはずです。

実際の出品情報を眺めていると、任意項目ゆえに未設定の出品も目立ちますが、ここに自社が正規のメーカー・販売元であることを明記したり、メーカーならではの保証があれば記載したりすることによって、他との差別化を図ることができます。

管理画面のコンディション説明の項目詳細

相乗りへの自己防衛策2.販売価格の検討

Amazonでは、価格の自動設定という無料ツールが用意されています。

相場価格に合わせて自社での販売価格を合わせるものですが、このようなツールが存在しているということは、商品価格も1つ目のコンディション同様に重要視されており、並び順に影響するのではないかと推測できます。

メーカー・販売元にとっては現実的な手段ではありませんが、一時的なセール価格などを設けることが可能な状況の場合、価格競争に果敢に挑む方法もありそうです。

相乗りへの自己防衛策3.セラー評価(店舗としての総合評価)

Amazonでは、以下のような4つの指標を掲げています。

・競争力のある価格を設定する
・より早くお届けできる配送オプションや配送料無料を提供する
・優れたカスタマーサービスを提供する
・在庫を切らさない

健全な運営をしている出品者にとっては当たり前の4項目ですが、悪質なレビューを防いだり、こまめな在庫管理を行ったりする、という観点からセラー評価を上げていくためには、自己防止策1や2のような単発的な対応だけではなく、健全な運営を長期的に継続していくことが最も重要です。

悪質な相乗りには個別対策を!

繰り返しになりますが、Amazonにおける相乗りはルール違反ではありません。よって、出品を直接取り下げてもらうことは、現実的には難しいようです。

その中でも商品コンテンツを充実させ、店舗の総合評価をあげていくなど地道に地盤を固めていくことが、少しでも検索結果を優位にすることに繋がります。

ですが、悪質なケースや法令違反が立証できる場合には、直接交渉やAmazonカスタマーサポートセンターへの通報なども検討してみてください。