【2021年最新版】GDNリターゲティング広告の成果改善!刈り取り強化対策のポイントまとめ

GDNリターゲティング広告の成果改善

こんにちは。広告担当の植本です。

今回は、Googleディスプレイ広告(以下GDN)におけるリターゲティングの刈り取り強化対策についてご説明します。

GDN使用時のお悩み解決3ポイント

GDNを使用していると、以下のような悩みをお持ちの方も少なくないと思います。

・サイズや出稿方法が多すぎてクリエイティブテストができていない
・Googleの最適化案を活かしきれていない
・CPAが上がりやすい
・獲得できてきたためターゲットを拡張するとCPAが上がって件数が拡大できない

これらの解決のヒントを、3つの観点からご紹介します。

【クリエイティブの最適化】

広告出稿において重要なのは、常に高パフォーマンスで鮮度の高いバナーが出ていること。そのため、随時クリエイティブテストを行うことは欠かせません。

ですが、GDNは他のSNSと比べてサイズが多岐に渡り、出稿方法も1枚もののバナーとレスポンシブディスプレイ広告(以下RDA)に分かれているため、テストが若干手間になってしまいます。

可能なサイズはRDAに入れてしまって自動検証ができれば一番手軽ですし、Google広告の方針に基づいた最適化という観点でもRDAが推奨される一方、2021年5月現在、それぞれのバナーの数値的なパフォーマンスを見ることはできません。

そこで、効率の良いクリエイティブテスト方法とRDAの活かし方として、表示回数が多いサイズのバナーで検証を行った上で、パフォーマンスが良いものをRDAに反映することが挙げられます。

20個あるサイズのうち、実際に表示されるサイズは300×250、336×280がPCで約60%、スマホで約70%を占めています。

これらの2サイズでテキスト別・画像別・訴求別など細かく検証を行った上で、パフォーマンスの良いものをRDAに反映させていくと、最適化も数字的な結果も上がりやすくなります。

なお弊社で行ったテストでは、RDAは通常のバナーと異なり、画像上のテキストが「なし~少しある(ブランド名とキャッチコピー1つくらい)」が反応の良い結果となりました。

ですので、RDAの反映に際しては、反応の良かったもののうち、細かい情報は全てテキストに入れて、メインの部分だけを画像に入れる形で進行するのがおすすめです。

【ターゲットの精度を高める】

リターゲティングというと、指定するページやサイトへの訪問者に対して配信するのがベーシックな形となりますが、CPAが上がりやすい場合、更にそのターゲットの精度を上げる必要があります。

リーセンシーを狭めることで確度の高い層にフォーカスしていくというのはもちろんありますが、そうなると数自体がごっそり減ってしまうため、その前にアカウントにたまっているデータを活かして精度を上げることをおすすめします。

アカウントにたまっているデータでGDNに活かせる重要なものとは、性別・年齢・地域といったユーザー属性、配信に最適な時間、最適化案として出てくるオーディエンスレポートを基にしたユーザーのインタレストカテゴリです。

ユーザー情報と配信時間を活かすこと自体は初歩的なことなのでその意義は割愛しますが、これらを押えるための便利な確認方法として活用して頂きたいのが、管理画面左側上部にある「概要」ページです。

タブをいちいち切り替えなくても、このページの下部にある「ユーザー属性」「曜日と時間」で、簡単に視覚的にまとめて情報を得ることができます。

インタレストカテゴリについては、検索キャンペーンでオーディエンスをモニタリングで作成することで、「グルメに興味がある」「家族向けのものに興味がある」といった、先ほどのユーザー属性に加えて何に興味があるかまで把握することができ、反応の良かったものをGDNに設定することで活用できます。

このオーディエンスレポートの追加ですが、最適化案としても出てくるため、最適化スコアの改善にもつながります。

さらに、データをモニタリングで取っておくことは、iOSのアップデートなどでリターゲティングがより厳しくなった場合に、これをオーディエンスとして設定して高精度なデモグラ配信を行うなど、色んな場面で活かせますのでぜひ取り入れてみてください。

【拡張フェーズでの対応】

クリエイティブテストや細かい設定によって許容CPAでの獲得がある程度出てきたら、次は件数を拡大する必要がありますよね。

手早い拡大の方法としては、先ほどとは逆で「リーセンシーの拡大」が挙げられますが、これを行うとCPAが上がることが多いです(おそらくCPAやCVRを合わせるために、既に最適な期間にしていることが多いため)。

以下では、その他のなるべくCVRやCPAを維持して拡大していく方法についてご紹介します。

■1.ターゲットの拡張

1つめはターゲットの拡張です。これは最適化案としてもでてくるため最適化スコアの改善にもつながります。

リーセンシーを広げるのと似たイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、こちらは全体数を増やすのではなく見込みのある部分に対して幅を広げるため、比較的CPAやCVRが担保されやすいと言えます。

初期設定では最小値になっているため、まずはこちらを試してみると良いかと思います。

■2.フリークエンシーキャップの変更

2つめはフリークエンシーキャップの変更です。こちらは回数を絞ってある場合に有効な方法となります。

フリークエンシーキャップとは、1人のユーザーに対する表示回数をコントロールするものです。CVまでの期間が短い商材などについては、1日あたりの表示回数を増やすことで短期集中的に配信することができます。

フリークエンシーキャップは100回以上にしても一定数CVは得られるという調査もあり、機会損失をなくすという点ではこちらの設定の見直しが有効となります。

また、その効果を最大限活かすためには、表示回数が増えてもくどい印象を与えない必要があります。そのため、前述のようにクリエイティブテストも兼ねて色んなパターンのバナーを入れておくと一石二鳥です。

最適なユーザーに最適なタイミングで最適な広告を配信!

GDNにおけるリターゲティングの刈り取り強化対策について、ご理解いただけましたでしょうか。

ご紹介した方法は細かいことばかりでしたが、これらを徹底することで最適化もしっかり行いつつ最適なユーザーに最適なタイミングで最適な広告を配信することができます。ぜひ困ったときの参考にしてみてください。

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