こんにちは! デザイナーのアローです。
ここ数年のスマートフォンの急速な普及により、多くの方にとって、スマホの小さな画面でWEBサイトを見るのが当たり前となりました。
それに伴い、「モバイルファースト」(スマホ最適化によりスマートフォンユーザーが快適に使用できる状態にデザインすること)や「モバイルフレンドリー」(スマートフォンで閲覧しやすい表示にすること)という考え方が、WEBデザインやマーケティング面で重視されるようになっています。
そこで、スマートフォンはPCに比べ可視範囲が狭いため、限られた範囲でいかにうまく分かりやすくユーザーに情報を伝えるかがWEBサイト制作時に欠かせないポイントと言えるのです!
そこで今回は、モバイルファースト時代にWEBデザイナーが意識すべきフォントデザインに注目し、フォントデザイン設定・使用時のポイントについて、前編と後編に分けてご紹介したいと思います。
文字の種類で印象は異なる
上画像のフォントを見た時に、みなさんはどう感じましたか?
一般的には、ゴシック体は力強く、明朝体はやわらかな印象を与え、手書き系フォントは使用するフォントによっては親しみやすさ、温かみ、可愛らしさと言った印象を人に与えます。
なにをどうユーザーに伝えたいかによって、フォント選びは慎重に行わないといけません。
小さい文字でも通用するフォントを選ぶ
フォントによっては線が細く、小さく使用する際には注意が必要なものがあります。
ユーザーは、様々な画面サイズや解像度のデバイスでアクセスをしてきます。すべてのサイズで読みやすさとユーザビリティを保つためには、小さくした際の表示のされ方も考慮して、選ばなければいけません。
使用するフォントの数は最小限に
WEBデザインには、統一感が重要となります。多数のフォントが混在してしまうと、全体のバランスが崩れやすくなります。
最低限に絞ることで、優劣のあるバランスの良いサイトになります。
区別がしやすいフォントを選ぶ
フォントによって、小文字のl(エル)なのか数字の1(いち)なのか、瞬時に判断のしにくいものがあります。文字の並びから、読みやすいフォントを選ぶことも重要と言えるでしょう。
モバイルファースト目線でフォント選びを!
WEBデザイナーにとって、フォント選びはとても重要です。
見た目のデザインも大事ですが、様々なデバイスを考慮して、ユーザーが快適に使用できるように注意しながらフォントは選ばなければいけません。
次回の後編では、さらにフォント選ぶに注意すべきポイントをご紹介します。WEBサイトデザイン時のご参考にしていただければ幸いです!
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