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November 28.2018

Webページの表示速度&スマホ対応度を手軽にチェック!Google公式ツール2つを紹介

こんにちは、コーダーのはるかです。

Webサイトの制作においては、お客様のご希望を形にすることはもちろん、サイト利用者の利便性を意識し、使いやすいサイトを制作することも命題となります。

ユーザー利便性という観点において、「Webページの表示速度の速さ」「スマートフォン表示への対応」の2点はすでに基本として考慮すべき要素です。

Webサイトの表示に時間がかかってしまうと、その待ち時間にユーザーは次々と離脱してしまいます。

Google社によれば、モバイルユーザーはページの表示に3秒以上かかると、約53%のユーザーは我慢できずに離脱してしまうとのことです。

https://www.thinkwithgoogle.com/marketing-resources/data-measurement/mobile-page-speed-new-industry-benchmarks/

また、Webを利用する端末の主流はパソコンからスマートフォンへすでに移り変わっており、これからはスマートフォンユーザーの利便性を優先したサイト設計・構築がより一層求められることになります。

そしてGoogle社も、これら2つの要素をユーザーの利便性を計る重要な指標として認識しています。

そこでここでは、Webページの表示速度とスマホ対応度を手軽にチェックできる、Google社の公式ツール2つをご紹介します。

Google社が提供する公式ツールとは

Google社は表示に時間のかかるページや、スマートフォンで閲覧しづらいページ(ピンチインでの拡大が必要、文字が小さく読みづらいなど)は検索ユーザーに不満を与えるものとしてとらえており、検索順位における優遇という形でその対応を促しています。

Google社によって定期的に行われている検索エンジンのアルゴリズムのアップデートにおいて、スマートフォン対応(モバイルフレンドリー)は2015年から、Webサイトの表示速度は2018年7月から全デバイスで、それぞれGoogle検索における表示順位を決定する要素に加えられました。

SEO対策で検索上位を狙うにあたってこれらの対応を怠っていると、目標とする結果を得られないかもしれません。

しかし、いざ実際に表示速度とスマートフォンの対応具合をチェックするとなると、これをどのように取り組めばよいのか戸惑われるかと思います。

表示速度の高速化はゴールとなる状態はイメージしやすいですが、具体的に何を改善すればよいのかを突き止めることは容易ではありません。

また、スマートフォン対応においても、何をもって対応したと言えるのか、イメージしづらいかと思われます。

ですが、心配する必要はありません。ページ表示速度の向上、スマートフォン対応を主導してきたGoogle社自身が、表示速度とスマホ対応のチェックを容易に実施できるWebツールを提供しています。

それが「PageSpeed Insights」「モバイルフレンドリーテスト」です。

ページ表示速度を分析できる「PageSpeed Insights」

gpsi
PageSpeed Insightsは、Google社が提供しているWebページの速度パフォーマンスの計測・スコア化・改善提案を行ってくれるWebツールです。

計測したいページのURLを入力するだけで、表示速度に関するパフォーマンスのレポートをわずか十数秒で取得することができます。

分析はPC、モバイル別々で行われるので、デバイス別での調査、解析が可能となっています。

速度スコアは100点満点で評価され、90点以上で非常に速い、50~89点は平均、0~49点は遅いという評価となります。

もし49点以下の評価となってしまった場合は、早めに50点以上のスコアまでの改善を目指しましょう。

レポートでは、ページの読み込み時間に影響を与えており、改善が望まれる要素が具体的に示されます。あわせて、その対策によって見込まれる読み込みの短縮時間と対策方法のガイドを確認することができます。

なお、2018年11月14日にGoogle社より、PageSpeed Insightsの分析エンジンを「Lighthouse」と呼ばれる新しいエンジンに変更することがアナウンスされました。
https://webmaster-ja.googleblog.com/2018/11/pagespeed-insights-now-powered-by.html

LighthouseはこれまでGoogle chromeの拡張機能もしくはGoogle Chromeの開発版であるGoogle Chrome Canaryにて搭載・使用することができましたが、このタイミングでPageSpeed Insightsにも採用される運びとなりました。

このアップデートによってスコアの数値はもちろん、分析内容や改善提案内容も変更されていますので、過去にテストを行ったサイトも、ぜひ再テストを行ってみましょう。

スマホでの使いやすさをテストする「モバイルフレンドリーテスト」

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モバイルフレンドリーテストは、スマートフォンなどの携帯端末でのWebサイトの使い方をチェックすることができるWebツールです。

こちらもページURLを入力するだけで、対応具合を確認することができます。

もしWebサイトに問題がある場合には、下図のように問題のある点が指摘され、問題の修正方法を紹介するヘルプ等を参照することができます。

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文字の小ささは文字の可読性、クリック可能な要素の近接は誤タップの起こりやすさ、ビューポート設定はデバイス幅に応じたコンテンツ表示、互換性のないプラグインはFlashなどの再生不可コンテンツへの指摘です。

Webサイト全体には「Google Search Console」

モバイルフレンドリーテストではページ単体でのチェックとなりますが、Webサイト全体のモバイルフレンドリーを確認したい場合には、Google Search Consoleを利用しましょう。

こちらで登録されたサイトは、同様のチェックがクロール可能な全てのページで行われるので、包括的なチェックが可能です。

ただし、サイトの登録からレポートへの反映までには数日の時間を要するため、気になるページを早急に調べたい場合には、「モバイルフレンドリーテスト」を活用するようにしましょう。

ユーザーにとって利便性の高いWebサイトを!

Webサイトの表示速度の速さ、スマートフォンへの対応は、ユーザーにとって利便性の高いWebサイトの制作、SEO対策の両面において対応する意義があります。

流入したユーザーを無駄にしてしまわないように、見た目・内容以外の要素にも十分気を配りながら、成果を挙げられるサイトを構築しましょう。