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June 12.2019

ヒートマップとは?基礎知識を学んでユーザー行動を分析しよう!

ヒートマップ

こんにちは、Webデザイナーの橋本です。

皆さんはヒートマップをご存知でしょうか?

簡単に説明すると

アクセス解析を行う際に数値だけでは見えてこない部分である、「サイトでユーザーがどのように行動をしているかを可視化することができる」ツールです。

第1回であるこの記事では、ヒートマップの一つ一つの機能の解説と、導入することでどのような効果が期待できるかという部分に重点を置いて、ご紹介したいと思います。

ヒートマップの基本的な機能

冒頭で簡単に説明しましたが、グーグルアナリティクスなどを用いたアクセス解析は、ユーザーの訪問数や訪問経路、滞在時間、コンバージョン率など、数値でサイトの現状を把握していくものとなっています。

一方のヒートマップでは、アクセス解析ではわからないような、ページ内でのユーザーの細かい動きをとらえることが可能となっています。

まず、ヒートマップにはどのような機能があって、どのような検証ができるのかを簡単に紹介していきます。

・スクロールヒートマップ

ユーザーが、ページ内のどこまでをスクロールしたかを確認することができます。

・アテンション/リードヒートマップ

ページ内にある、どのコンテンツがよく見られているかを確認することができます。

・クリックヒートマップ

ページ内で、ユーザーが何をクリック(タップ)したかを確認することができます。

スクロールヒートマップ

ヒートマップ

ページ内のどこまでスクロールして、どこで離脱をしたかを確認することができます。

数値が少なくなるほど、サイトに残っているユーザーが減ってきているため、以下のような改善案を考えることが可能となります。

・ユーザーが多く離脱しているコンテンツの見直し
・コンテンツが適した配置順になっているか

イメージを見ていただくと、%の数値が少しずつ落ちていくのが見て取れます。

この数値は、ユーザーが該当コンテンツ部分にて、(ファーストビュー部分を100%として)何%残っているのかを、数値で示しています。

そのため、この数値が50%まで下がってから「ユーザーに一番見てもらいたいコンテンツ」を持ってきても、効果が薄くなってしまうのは明白です。

そこで、重要なコンテンツを活かすために、「上に移動させる」などの改善案を考えることが可能となります。

アテンション/リードヒートマップ

ヒートマップ

ページ内で、ユーザーがスクロールを止めた位置を判定し、スクロールが止まっている間の時間を計測します。

イメージを見ていただくと、長い時間見られたエリアは、「赤・オレンジ」などの暖色になっています。

逆に、少しの時間しか見られないエリアは、「緑・青・灰色」といった寒色系の色で表示されるようになっています。

・ユーザーの興味のあるコンテンツを知ることができる
・人気のないコンテンツを見つけ出し、内容の見直しを行うことができる
・想定外に人気のあるコンテンツを知ることができる

など、ユーザーの関心をしっかり把握し、サイトを最適化していくことが可能となります。

読んでほしいコンテンツなのに全く読まれていない場合は、「インパクトのある見出しへの変更」「テキストの変更」、また内容が複雑な場合は、図や画像で伝わりやすくするなど、工夫を行うこともできます。

また想定外なコンテンツが人気なら、これまでは気づけなかった「隠れたユーザーニーズ」の発見にもつながります! この新たなニーズを元に、別角度から攻めたコンテンツを作ることもできますよ。

クリックヒートマップ

ヒートマップ

イメージを見ていただくと、ページ内でよくクリック(タップ)されている場所が、色の濃さで表現されていることが確認できます。

クリック(タップ)されている場所が可視化されると、以下のような点をチェックしやすくなります。

・コンバージョンにつながるボタンがしっかり押されているか
・ボタンと間違って押してしまう紛らわしい画像がないか(リンク先が存在しない画像がクリックされているなど)
・コンバージョンにつながるボタンを阻害するようなボタンが存在しないか

これらが可視化されることで、ユーザーにとって押したくなるようなボタンに作り直したり、ボタンの前後にあるコンテンツを見直したりできるため、うまくクリックヒートマップを活用していくことが可能となります。

まとめ

今回はヒートマップの機能を一つ一つ紹介していきました。

しかし本来は、全てのヒートマップ機能を組み合わせて、サイトを改善するための仮説を立て、ABテストなども含めて実行していくことが、ヒートマップを活用する上で重要なポイントとなっています。

またヒートマップだけではなく、アクセス解析の数値的な検証と組み合わせた、より信頼度の高い検証なども行うことができます。

弊社オズ・リンクでは、ヒートマップ検証の研究を日々行っており、お客様にもご利用いただいております。

ヒートマップ解析に興味を持っていただいた方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

皆さまもユーザーの実際の目線を明確に知ることで、よりよいサイトへと改善してみませんか。