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October 30.2019

【WEBデザイン】秋らしさを感じるデザイン作成|参考になる色・モチーフのポイント紹介・事例紹介

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こんにちはデザイナーのしろくまです。最近、ようやく秋を感じるようになりましたね。

数年前は、秋といえば9月10月というイメージでしたが、今年は長い夏が続いたように感じます。やっと秋らしくなってきたところで、「秋を感じさせるデザインのポイント」をご紹介したいと思います。

秋といえば、食欲の秋、芸術の秋、運動の秋など、テーマはたくさんあります。夏はきらっと輝く太陽をイメージするデザインが多くありましたが、秋は深くしっとりとした色味や、少し温かみを求めるような質感のあるデザインが増えてきます。

秋のイメージカラー

赤からオレンジ、茶色のグラデーション

秋の色の代表といえば紅葉を連想させる「赤からオレンジのグラデーション」ではないでしょうか。

もちろん、「単体の『赤』『オレンジ』が代表!」と断定もできるのですが、秋は色の取り合わせやグラデーションなど複数の色で表すほうがしっくりきますね。

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ハロウィンカラー

日本でもすっかりお馴染みとなったハロウィン。年々賑わいをみせていますね。

ハロウィンというと「ジャック・オ・ランタン」が象徴するカボチャのオレンジと闇夜の黒、そして、オレンジの補色の紫を使うことが多いです。

「オレンジをベースに黒と紫を少し」「紫をベースにオレンジと黒を少し」など、配色の方法は様々です。

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茶色を基本とした落ち着いた色合いのグラデーション

夏の鮮やかな色合いから一転し、自然を感じさせるナチュラルな色味が増えてきます。

枯葉の茶色、稲穂の黄色、カーキ、深めのグリーンなども秋らしい色といえますね。

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秋のイメージ・モチーフ

紅葉

秋のモチーフの代表といえば紅葉。

旅行のサイトだけでなく、例えばビールのパッケージ、チョコレートのパッケージ、お祭りのポスターやキャンペーンのデザインなどでもよく見られます

よくあるのはスタンダードなカエデ。ほかにもイチョウ、ブナ、ケヤキやシラカバの葉などの落葉樹の葉などがあります

ハロウィン(10/31当日まで)

ECなどの販売サイトは商品のジャンルを問わず、ハロウィンを意識した商品展開や、ちょっとした季節感の演出にハロウィンらしさを利用するところが多いのではないでしょうか?

ジャック・オ・ランタンのかぼちゃ、黒のこうもり、おばけ、蜘蛛の巣、お墓やお城のシルエットなどがあればハロウィンらしさの演出はバッチリです。

キノコ・木の実 

秋になると実るキノコや木の実も秋の演出には欠かせません。どんぐりや栗、キノコ あわせてリスを描くのも可愛いですね。

トラッド

ファッションで注目なのが「トラッド」系。トラッドとは「traditional(伝統的)」の意味で、ほぼ毎年、ブリティッシュ系やオールドアメリカンなファッションが秋になると台頭してきますよね。

例えば、トラッドの代表的な柄である「チェック柄」「アーガイル柄」など、色味を抑えて背景に敷くだけで、秋らしいイメージを作ることができます。

和風

もみじや菊、ススキ、お月見など。

また、桔梗をはじめとした、秋の七草(「おみなえし(女郎花)」「すすき(尾花)」「ききょう(桔梗)」「なでしこ(撫子)」「ふじばかま(藤袴)」「くず(葛)」「はぎ(萩)」)モチーフは、和風に仕上げたい時に重宝します。

イベント

お月見(9月中旬~下旬)、 敬老の日(9月の第3月曜日)、シルバーウィーク(9月下旬)、七五三参り(11月)、紅葉狩り(11月)

秋らしいデザインサイト実例

ここからは、秋らしさがすてきなデザインのサイト実例をご紹介します

キリンホールディングス株式会社「秋味」

秋味
https://www.kirin.co.jp/products/beer/akiaji/

秋といえば落ち着いた色と言いましたが、紅葉に限っては鮮やかな色が使えます。琳派を思わせる金色の屏風のような背景に、限定の秋味のパッケージが映えますよね。

このページでは、キリン秋味の歴代パッケージの一覧が並んでいて、そちらも見ごたえあります。発売当初の1990年代初頭は白っぽい色合いがメインでしたが、時代が進むにつれ、色合いはどんどん濃くなっていき、近年は輝くような黄色と赤のコントラストが映えたデザインになっていっています。

インスタを意識したカラフルな色、というのもあるかもしれませんが、印刷技術の向上もあるのではないでしょうか。

また、「秋味」のフォントがゴシックと明朝を何度か行き来しているのも面白いですね。

東海旅客鉄道(JR東海)「そうだ京都行こう。」

東海旅客鉄道
https://souda-kyoto.jp/travel/autumn-evening/index.html

京都人としてはこちらをご紹介しないわけにはいきません!

JR東海の「そうだ京都行こう。」2019年 盛秋「秋は夕暮れ編」です。

深く鮮やかなもみじの赤と夕暮れ。空が赤く染まり、町のシルエットがしっとりと暗くなる――なんともしっぽりとした情緒が漂います。

Ozmall「遊んで、食べて、旅する!秋のおさんぽ最前線2019」

秋のおさんぽ最前線2019
https://www.ozmall.co.jp/autumn/

大人の女性らしいボルドーを基調とし、茶色とグレーの落ち着いた色合いでシックにまとめられています。

色が落ち着いているのに暗くなりすぎないために、斜めのあしらいが全体に心地よいテンポをもたらしています。

ネスレ日本株式会社「ハロウィンブレイク」

ハロウィンブレイク
https://nestle.jp/brand/kit/halloween/

子供も大人も楽しめるハロウィン限定のキットカットのサイト。

全体としてアニメのようなかわいいデザイン、おばけや背景の雲がふわふわと漂うアニメーションなど、遊び心がいっぱいです

色味はハロウィンの王道、オレンジベース、紫ベースのコンテンツが交互に出ているスタンダードな作りとなっていますが、商品のパッケージに目が行くように背景の「オレンジ」や「紫」は若干くすみ目な色調に抑えられています。

WEBサイトは季節感を取り入れて!

秋は夏の疲れがたまり、すこしアンニュイな気持ちになる――そんな時期でもありますが、ファッションが一番楽しい季節、芸術や文化に興味が出る季節、食べ物がおいしい季節などとも言われています!

夏のきらきらした雰囲気から一転、どちらかというと個に意識が向く季節なのかもしれませんね。

前回の夏でもお伝えしましたが、WEBサイトに季節感を取り入れることはとても重要です。

人は季節により気持ちが変わります。WEBサイトに季節感を取り入れると、見ているユーザーに対し、その時の気持ちにあわせたタイムリーなアピールができると考えられています。

最近は「秋」と思える期間がどんどん短くなっていますが、秋だからこそ楽しめる、素敵なサイトをもっとたくさん見つけたいと思います!