データフィード広告とは?基本的な仕組み・媒体とファイルの作り方まとめ

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こんにちは、広告担当のPooyanです。

今回は「データフィード」を使った広告についてご説明したいと思います。データフィードとは、直訳すると「データを供給(フィード=feed)するもの」となります。

マーケティングにおいては、自社サイトの商品データを広告配信先のフォーマットに変換して配信・連携することを指します。

この仕組みを利用することによって、例えば「ユーザーがある商品をサイト上で閲覧した履歴を踏まえて、後から該当商品の広告を表示させる」ことができるようになるわけです。

皆さんもYahoo! JAPANなどで、以前訪れたサイトで閲覧した商品がクルクル回っている……という広告を見たことがあるのではないでしょうか。見込み客に対してアピールしやすい広告であり、ECサイトを運営している方には特におすすめです。

主なデータフィード広告の媒体

それでは、主なデータフィード広告の媒体を紹介しましょう。

①Criteo「ダイナミックリターゲティング広告」

フランスに本社を置くCriteo(クリテオ)社が提供する広告です。

データフィード広告の中では古くからあるもので、ユーザーが閲覧したことのある商品や、その関連商品をバナー表示させます。

独自のアルゴリズムによってユーザーの閲覧履歴を解析し、自動で商品を表示させていますが、その確度の高さに定評があります。また、Yahoo! JAPANを中心に、多数の大手メディアに広告配信面を持っています。

先ほどYahoo! JAPANで商品がクルクル回っている広告と書きましたが、これがまさにCriteo社のダイナミックリターゲティング広告です。

「←」「→」のボタンを押す、または時間経過によって、最初に表示されたものとは別の関連商品がどんどん表示されていきます。

高い費用対効果を期待できる広告ですが、「自社サイトの月間ユニークユーザー数が4万以上なければ利用できない」という条件があるのが難点です。

②Google「ショッピング広告」

Google社が提供する検索連動型広告です。

検索連動型広告というと、特定のキーワードをGoogleで検索した時に出てくるテキスト広告がなじみ深いでしょうが、これはデータフィードを利用することによって、商品画像・商品名・料金・店舗(ブランド)名を検索結果画面に表示させます。

配信面がテキスト広告の上側(画面最上部)、PCであれば画面右側にもあり、Google社としても力を入れていることがわかります。

非常に目立つためクリック率が高く、①のダイナミックリターゲティング広告のような、始めるにあたっての前提条件もありません。EC事業者にとっては必須と言える広告です。

③Facebook「ダイナミック広告」

Facebook社が提供する広告で、①のダイナミックリターゲティング広告同様、ユーザーの閲覧履歴をもとに関連性が高い商品を自動で表示させます。

それに加えて、サイトに訪問したことはなくても興味・関心を持ちそうな商品を表示させる「ブロードオーディエンス」という機能があり、新規ユーザー獲得にも利用できます。

年齢・性別をはじめとした様々なユーザー属性情報を持つFacebookならではの特徴と言えるでしょう。FacebookだけでなくInstagramでも配信できます。

④LINE「LINE Dynamic Ads」

LINE株式会社が2018年11月にリリースした新しい広告で、仕組みは①のダイナミックリターゲティング広告と同様です。

管理画面上ではデータフィード内のどの商品が売れているかなどの詳細がわからない(機能が未実装)といった難点はありますが、日本国内で圧倒的な利用者数を誇るLINE上で広告を配信できるのは大きな魅力です。

この他、Google及びYahoo! の「動的リマーケティング広告」、求人情報専門の検索エンジンIndeedの「Indeed求人広告」などがあります。

データフィードの作り方

各広告媒体のフォーマットは異なりますが、上に挙げた主要媒体は共通している部分も多いです。

例えば、Criteo用とGoogle用フィードの構成はほぼ同じで、LINEは管理画面(LINE Ad Manager)でCriteo/Google/FacebookのフィードをLINE用に変換することができます。初期設定や一括更新を行う際には、大いに活用できるでしょう。

EC事業者の場合は、Google用フィードの自動生成に対応しているASPカートも多く、それを利用すれば在庫状況などが毎日自動更新できるため非常に便利です。

ただ、代わりに生成されたデータフィードファイルにはアクセスできないことがほとんどで、先のLINE変換などには活用できません。

では手動でGoogle用フィードを作る場合の一例をご紹介します。

【Google用フィードの作り方手順】 

① Googleのサポートページから「Excel 形式のタブ区切りファイル(.xls)のサンプル」をダウンロード

https://support.google.com/merchants/answer/160588?hl=ja&ref_topic=2473823

Googleサンプル画像

② 以下の商品情報フォーマットにしたがって、商品名・リンク先URL・画像URLなどをExcelで編集する。

https://support.google.com/merchants/answer/7052112?hl=ja

上の画像のとおり、デフォルトでサンプルデータも入っていますので参考になるかと思います。

③ Excelメニューのファイル → 名前を付けて保存 → ファイルの種類 → テキスト(タブ区切り)(*.txt) を選択して保存

編集したファイルはそのままではGoogleの形式に対応しませんので、この作業でテキスト化します。

④ 以下の手順にしたがいGoogle Merchant Centerで③のテキストファイルをアップロード

https://support.google.com/merchants/answer/188477

Google Merchant CenterとはGoogleに商品情報を送信・登録するための機能となります。

⑤ Google Merchant CenterとGoogle広告のアカウントをリンクして、Google広告でショッピングキャンペーンを作成

ASPカートなどの自動生成機能を利用する場合は、いきなり⑤から取りかかることができます!

Googleショッピング広告では各商品の表示回数・クリック数・コンバージョン数などが確認できますので、まずはここからはじめて、登録商品やクリエイティブの選定、テキストの入れ替えなどを行い、最適化していくのはいかがでしょうか。